さあて、優秀な人を探さないといけません。
でも、優秀な人って、どういう人だろう?
どういう状態を、優秀というんだろう?
そんなことを考えてます。
かつて一緒に働いた人のなかにも、みんながみんな口を揃えて「あいつは優秀だ」と言われる人がいました。
ほとんどの人は「ここはいいけど、あそこがダメだ」という風に、万能ではなかった。
たまに「あいつはダメだ」という人もいたけど。
ここ数ヶ月、そんなことを考えながらいろんな人と向き合ってきて、優秀さってこういうことなんじゃないかな?と思った事があります。
優秀な人の素質としては、2点。
1、自分がわからないことをわかるようになることが楽しい
2、他人のために役立つことが嬉しい
このふたつがあれば、優秀と言えるんじゃないかな。
俺はこんな事を知っているとか、こんなことが出来るというのは、役に立たない気がします。
新しい環境では今までのやり方は通用しないかも知れないし、状況はどんどん変化するし。
わからないことや困難にぶつかったときに、イライラしたり周りのせいにするのではなくて、自分で解決方法を探したり勉強することを楽しめないとね。
あと、何をするにしても動機は、自分本位ではダメだよね。
自分のキャリアのためだったり、富や名声が目的だったり。そういう打算を超えたところに、俺は誰かの役に立ちたい、という思いがないと。
これは何も社員だけのことじゃなくて、社長だってお客様の役に立っているわけだから、みんなにとって必要な素質だね。
このふたつくらいに絞れれば、優秀かそうでないかを見分けるのは、ずいぶん楽になった気がします。
あとは、いくら勉強が好きでも1を聞いて10を知る人ばかりじゃないし、上手に嘘をつく人がいるかも知れないから。
そこを見抜かなきゃね。
たまに1と2を満たしているんだけど、自分に自信がなくて自己卑下してしまう運の悪い人もいるよね。
本当は誰かの役に立つのが嬉しいのに、誰かの役になんて立ちたくない、と逆の意味で嘘をついてしまう。
もったいないよね。
素直に正直に、ありのままの自分を表現することに慣れよう。
怖がらなくてもいいんだ。