意見書の見通し

今日の午前中で、拒絶された出願へ対する意見書を、どのように書くかの見通しをつけました。拒絶されてみて初めてわかったんだけど、審査基準が公開されている!!

審査基準のトップページ
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/tukujitu_kijun/hypertext.html

コンピュータ・ソフトウエア関連の発明についてはここ
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/tukujitu_kijun/part7chap1.html

ちゃんと読んでから審査請求すれば良かった!
でも難しいので、事前にぜんぶ読んでもよくわからない。それよりはとりあえず出してみて、どうしてダメだったか教えてもらった方が勉強になるはず。審査請求料は10万円以上するので、高い勉強料だけれども。

趣旨は一読すると良さそうだけど、ぜんぶだらだら読むよりポイントを抑えた方が良さそう。ということで、今回拒絶された理由のふたつ(良くあるらしい)にかかる記載は、下記のふたつ。

第I部第1章2.2.2.3(3)参照 2.2.2.3 第36条第6項第2号違反の類型
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/tukujitu_kijun/part1chap1.html

平たい言葉で言うと、「詳細に説明しよう」「明確にしよう」という感じ。

「詳細」といっても、言葉の定義も決められているので従います。

1.1.2 留意事項(2)請求項の末尾が「方式」又は「システム」の場合は、「物」のカテゴリーを意味する用語として扱う。

第I部第1章2.2.2.3(3)参照2.2.2.3 第36条第6項第2号違反の類型(3)
特許を受けようとする発明の属するカテゴリー(物の発明、方法の発明、物を生産する方法の発明)が不明確であるため、又は、いずれのカテゴリーともいえないものが記載されているために、発明が不明瞭になる場合。

物の発明以外にも、方法の発明なんてのもあるのか!
何が物で、何が方法にあたるのかも、はっきり定義されていた。

次に、よくある拒絶理由と言われている「進歩性」について。

(特許の要件)
第29条 産業上利用することができる発明をした者は、次に掲げる発明を除き、その発明について特許を受けることが出来る。
一 特許出願前に日本国内又は外国において公然知られた発明
二 特許出願前に日本国内又は外国において公然実施をされた発明
三 特許出願前に日本国内又は外国において、頒布された刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となつた発明

(これだよな〜!2007年7月にリリースしたモバイルウォーズには最初からカード合成進化システムがあったわけで。だから出願前に公衆に利用可能となつていた。事前にせめて出願さえしていれば。。。!!)

2 特許出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が前項各号に掲げる発明に基づいて容易に発明をすることができたときは、その発明については、同項の規定にかかわらず、特許を受けることができない。

(つまり、同じ業界の人なら、簡単に思いつくでしょ?というものは特許にならないということ。)

ちなみにこの拒絶理由で引用文献として引き合いにだされた特許は3つあって、タイトー、ソニー、DNPという名だたる企業のもの。引き合いに出されるだけで嬉しく思ったりするけど、このうち2社は出願してるだけで審査請求してないんだね。だから正式な特許ではない。でも優先権があって、先に出願した人に主張されたら無効にされる。違いを言わないと特許が認められない。

スマホもない昔の時代の特許なので、何に使うのか目的がはっきり違う。だからそれを言えば良いんだけど、何と言ったものか・・独特の言い回しになかなか慣れないなあ。

 

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