ぬいぐるみが、スマホへ嫉妬

2年後の当たり前をつくる。

っていうことで、今やっている2年後に当たり前にみんなやっていることを、全部やってやろう!ということで、どんどん世の中に出している。アプリベンダーや、ハードウェアベンチャーの枠組みを超える、新しい文化を作ろうとしてる。

業者向けの話だけど、こんな感じ。

・サービスに登場するキャラクターグッズをみんな当たり前につくる。
・グッズにはアプリと通信して連携する機能が当たり前にある。

という、ソフトとハードが連携する企画の部分。

・サービスの世界観を補足する動画を当たり前につくる。
・この動画は番組仕立てになっていてユーザとの交流のきっかけになっているのが当たり前。

という、プロモーションだけでなくユーザ交流コーナーの部分。

ソフトとハード連携部分は、予算も限られているので、クラウドファンディングをする。昨日やっと始まった。でも、アプリがまだないのでニーズがない状態。そんな状態でも始めたのは、アプリを審査に提出したので、そろそろ出るから。アプリが出れば、ニーズが喚起できるので、今のうちクラウドファンディングで買っておこうか?と思ってもらえるはず。

ニーズを喚起できる、といっても、どんな機能があるか?それがどれくらい必要とされるか?にも影響される。その開発が間に合うのか?という問題もある。これは限られたリソースで、出来ることをやるしかない。あと、ずっと「すれちがい通信」と言っているけど、これはとてもわかりやすいメタファーであり、隠れ蓑。特許出願中だから言えないという事情もあるけれど、ユーザは一度、すれちがい通信をやってみて、まあすぐに飽きて、それからやっと、サービスの本質に気づくという感じ。

わざわざ遠回りしてるのは、理由がある。

ユーザが本当に欲しいものは、それを欲しがっていると知られたくないから。

 

モバイルウォーズでカードを売ったときにも、みんなに言っていたけど、ユーザはカードが欲しくて買うのではない。カードを買うことで手に入る「何か」が欲しいから買うんだ、と。

市場が出来てしまえば、みんなやってるからって言って、カードそのもの(デザインとか有名キャラクターだとか)が欲しくて買うというニーズも出てくるけど、最初はそうじゃない。

強くなれるとか、特別な存在になった(気がする)とか、誰かに感謝されるとか、つまり、特別な存在になれるとか認めてもらえるとかそういう価値が手に入るから、お金を払う。

だから、誰かとのすれちがい通信が新しいからと言って、別に必要ではないし、欲しくもない。アプリを立ち上げてないと、すれちがい通信の利用が限定的だからと言って、それを解決するよと言って、だから何?という話。

じゃあ、何があるの?何を隠してるの?と言ったって、そんなもの言葉で言って、感動が伝わるわけがない。言葉で言って伝わらないから、やってみてどう感じる?って、それしかない。

 

それでも説明しようとしてみると、こんな感じ。

まず、アプリのキャラクターを育成する体験を楽しいと感じられることが最初の一歩。

そこを超えたら、キャラクターへの愛着がどんどん高まってくる。ぬいぐるみを買ってもらうことだって出来る。でも、ここまでは、他のキャラクターと同じ。

じゃあ、愛着が高まった後、何が出来るか?愛着をさらに高める最後の一手。

これがクルンにはある。

 

ぬいぐるみの気持ちになってみよう。ぬいぐるみをかわいがってくれるユーザがいる。夜にベッドで抱っこして寝てくれる。ぬいぐるみもユーザのことが大好き。ぬいぐるみはどうしたらユーザにとってずっと愛してもらえるかを考えてる。努力している。

でも、本当はわかってる。ユーザには、自分以上に好きな奴がいるってこと。それが、スマホ。部屋に置いて行かれるぬいぐるみは、いつもユーザと一緒にいるスマホに嫉妬している。

ユーザがスマホを好きな気持ちを、どうこうすることはぬいぐるみには出来ない。それでもユーザに愛してもらいたい。だから、ユーザが大事なスマホに、遊びに行こうと努力を始めた。

この涙ぐましい、ぬいぐるみの努力。これが、人の心を打つ。

 

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