ソセイ、ソセイ言っていたら、そういう昔から何か、かたちのあるものに思えてきました。
いま、モバウォをソセイしています。
http://mwja.jp/talks/?day=sosei
2007年の年末頃のソースが残っていました。なんと8年ぶりのソセイです。いろんなデータがあっちこっちに散乱していて、どれが使えるのだろうかなんて考えながら、カビ臭い実家の物置のなかを探検するような気分です。
2010年頃のソースだとカバンやら降り注ぐやらがあって、バグもだいぶなおっていたのに、と思ったけれど、この時期のしか残っていなかったことが幸いしているような気がします。
まずは開始した当初の姿を見てもらって、その頃の手触りみたいなものを思い出したいなと。それからだんだん成長していくのをみんなと一緒に楽しみたい。そうそう、そうだった。みんなで成長していく姿を共有するのが、モバイルウォーズの楽しみだった。第一形態から始められたことで、いろんなことを思います。
同時に、第二形態の開発を進めています。2009年頃から、他のプラットフォームに行ったことで、だいぶ怪盗ロワイヤルとか、当時の流行に影響をうけた姿になりました。でも今回は、高負荷に耐えられる堅牢なシステムだけを取り入れて、本家があのまま成長したらどうなっていただろう?という姿を、あの頃の理想を、追求してみたいと思っています。
ただ、ソースは残っていたけど、DBがない。。。でも、ソースがあれば手入力が出来るので、まあ手入力すればいっか。
それにしても痛快なのは、何十万円もする開発ツールでゲームをつくるのが当たり前のこのご時世に、推奨されないタグで書かれて、にじんだ画像が連発するプアーもいいとこなHTMLゲームが。。時代錯誤もはなはだしいのに、なのにめっちゃ遊ばれているという不思議。8bitなファミコンのゲームをいまの時代に遊びたくなる、そんな感覚なのかもしれない。
当時はアクセスログをDBに記録する設計になっていて、しかもあちこちでリレーションして使っているので重要なテーブル。それが、1日10万レコード増えるペースで増加中。これがサーバが重い重い言われていた原因。重くなると楽しく遊べない。たぶん1ヶ月もたないので、はやく第二形態へ進化しなきゃと焦る。
たくさんの人に遊んでもらいたいのに、たくさんの人に来られると行列ができて待たせて申し訳ないという、ああこれも当時の気持ちのままだ。いろいろ懐かしい。
第二形態になれば安心してたくさんの人に来てもらえるし、課金もできるようになったら、ますます安心して開発できる。それまではしんどい時期だけどなんとか広告でしのがなきゃ。
今日も遊んでくれる方に、大感謝です。