ここ最近、いろいろ考えていて、次にやるべきことが、だんだんくっきりと見えてきた気がするので、メモします。
ぜんぶ自分でやりたいわけじゃなくて、自分でやらないと出てこない発想があります。だから、出来るようになろうとしてます。
— Hiroka Koizumi (@hirokanet) 2015, 6月 25
IoTゲームに事業領域を絞り、活用するテクノロジーをBLEとiBeaconに狙いをつけて、1年いろいろやってきました。ここ最近は、自分でも手を動かして、研究を続けてきました。それで、いろいろ知ってきました。
何か大きな流れへのアンチテーゼが、サービスに奥行きをつくると思う。たとえばSNSに息苦しさを感じたときの、アンチSNSとか。今アンチをやるのなら、無機質。フラットデザインとか、ロボティクスとか、血が通ってる感じが無い。もっと、生きてる実感が欲しい。
— Hiroka Koizumi (@hirokanet) 2015, 6月 25
サービスをつくる際に、アンチテーゼを大事にしています。大きな流れがあれば必ず裏のニーズがあり、表は大手、裏をスタートアップがやる、という役割分担が適切と思うからです。
モバイルウォーズは、アンチSNSとして始まりました。サービスの成長に伴って、戦うだけでなく仲良くするというSNSの顔も持つようになってきました。みんなと仲良くするのが表の姿ならば、誰かとバトルするのは裏の顔。
で、次の大きな流れは、IoT。IoTの表の顔はロボだと思っています。わかりやすいので。じゃあ、裏の顔は何かという。
サービスは自分の分身。誰かひとりの、恥ずかしいところも全部さらけ出すから、みんなに面白がられる。成功するサービスは、最初につくった人の人となりが、ちゃんと感じられていると思う。
— Hiroka Koizumi (@hirokanet) 2015, 6月 25
だんだん、表現の話になってくるかなと思います。
ネット回線が遅かったガラケー時代だから、読み込み時間をドキドキに変えられた、みたいなことがあると思います。
いまはパワフルなスマホ、回線速度もはやい。こういう背景を踏まえて、どうやって個性を表現するのが適切なのかな、と。
いま流行ってるロボへのアンチとして、どういうテーマを選択するのかが個性になると思います。
昔、運営していたサービスの中でロボを作った。当時流行っていたアバターへの反抗心と、ロボへの憧れがあった。今、現実でロボをつくるのが流行ってるから、今度はアンチロボ。これから作るのは肉だ。上等な肉への憧れもあるし。肉って何なんだろう?そんなことを考えてる。
— Hiroka Koizumi (@hirokanet) 2015, 6月 25
というわけで、肉にします。これからは、肉を作ろうと思います。
何を言っているか、はしょるとよく分からないと思うのですが、表現なので。。説明してわかるようではいかんと思います。
この本は何が面白いとか、この映画はどこが面白いとか、このコントは何が面白いとか。説明して伝わってはいかんのです。見てもらえないので。
スプラトゥーンだって、イカがインクを塗るって言ったら「は?」ってなって、よくわからないし。でも面白いから、やってみればいいよと誰かに勧められる。そんな風になりたいなと思います。
スマホゲームで肉をつくるって?しかもそれがIoT?どういうこと?とか思ってもらえるといいな。
ちょっと作ってみて、あまり良い表現じゃなかったら、なかったお話になるかもだけど。とりあえずやってみます。