想像するのが趣味

発明家になる、というエントリをfacebookでしていらい、hiroka.netのユーザ数が800人を超えました。

そういえば、ミドリムシのダウンロード数もすぐに1000を超えたのはきっと、このブログの読者の皆さんが遊んでくれているんだと思います。いつも、ありがとうございます。

このブログは、ぼくがふだん思うことを語るだけの個人的なものであって、たいしたコンテンツもないのですが、それでも興味を持ってもらえているのは、きっとぼくがこれからつくるものへの興味があるということなのだと思います。もしくは過去にぼくがつくったコンテンツに興味があって、だから作り手にも興味があるということかも知れません。どちらにしても興味を持ってもらえるのはありがたいことですが、実は、ぼくもぼくに興味を持つ人にとても興味があるんです。

マーケティングなんていう高尚なものではないです。単にどうして興味をもったのだろう?と考えることでみんなが何をしてもらいたがっているのかを考えることが趣味のようなものです。昔、@AJAというコミュニケーションコンテンツをやっていたときも、そこで生まれたたくさんのカップルを見て来ました。人と人の出会いの場や運命的な出来事の場作りに関わって幸せを感じます。

このかたの職業はきっと夜の華なんだろうな。華やかな世界だけど実際は気遣いが多くて一人になるときはぐったり疲れて、ケータイポチポチやってるときが癒しのひとときなんだろうなとか。このかたは大人びた発言をするけどきっと学生だろうな。家族仲があまり良くなくて我慢をすることも多かったから、現実でうまくいかないいらだちをゲームのなかで発散するのが心地よいんだろうなとか。

という、メンバーのことをああかなとか、こうかなとか、あれこれ想像するのが趣味です。趣味すぎて、小説も書いてました。現実の我慢や違和感を積み重ねて、モバイルコンテンツのなかに逃げ道を見つけた二人。同じ思いを共有する仲間を見つけて、最初はコンテンツの中のつながりだったけど、そのうち現実でも会うようになって、同じ傷をもった者同士だからたちまち意気投合した。しかし、深みにはまりすぎて、現実生活に悪影響が出るようになった。お互いを思いあう関係のまま、あまり近づきすぎない方がお互いのためだと納得して、またそれぞれの道を歩くようになる。少しだけ、以前より前向きな気持ちになって。というあらすじ。。。

いつか小説家になってみたいなと思うけど、なかなか上手にならないな〜。

 

テーマパーク

モバイルウォーズを他にないユニークにしているのは、その根底に流れている世界観というか価値観。誰かが何かに必要を感じるときや場面を、このように表現するのだという表現方法。それこそにあるのだと思っています。

利便性を追求するサービスではわかりやすくあることが大事なので、ポイントとかコインとか、現実にある名前をそのまま持って来ている。でも、モバイルウォーズではそれは、「マニ」。マネーに似た響きだけど、これの特異性は通貨だけでなく強さにもなるということ。お金と戦闘力がイコール。これはありそうでなかなかないのではと思ってます。世紀末救世主伝説ですら、力こそすべてなので、お金が不要な世界。戦闘力が貨幣価値を持つというのが、おそらく最もモバイルウォーズらしい部分ではないかと思います。これはたぶん他のどこも模倣してないと思う。

次に重要なのは、ロボ。アバターと勘違いされることが多かったけど、これはカードよりも重要。モバイルウォーズに来て一番最初にロボが与えられて、現実世界のぼくらの魂をそこに置いてくるという儀式を誰もがまず通過する。だからこそ、留守中にロボが勝手にバトルする、という世界になりました。

そしてやっとカード、かと思いきや、その前にキャラクター。カードというのは、キャラクターを引き立てるための一表現手段にすぎません。だからモバイルウォーズ=カードゲームという印象は強いと思うんだけど、いろんなゲームがあったわけだし、どんどん追加する予定だったし、そのうちカードをしのぐヒットゲームが出るはずでした。

これらの話をまとめると、結論としてはケータイの中にテーマパークを作りたいんです。

マニ=現実ではお金、という共通の価値観を作り、マニを使うロボ=現実ではテーマパークに来る人、がいて、あちこちに出没するキャラクターに会いにくる、会えないときはカードゲームやダイスバトルというアトラクションで遊ぶ、という感じです。

アトラクションにはたくさんのスポンサーがついているように、アトラクションの開発にあたっては、パートナーさんと一緒につくって運営する。そしてテーマパークを運営する企業があって、キャラクターのライツを管理する企業がある。

こういった形を目指していましたし、これからも目指します。このモデルはおそらくすでにアングリーバードに先を越されましたが、これからどんどん増えるでしょう。その中のひとつになりたい。ぼくのライフワークにしたい。後世に残るキャラクターを生み出して、世代を超えて愛されるテーマパークをケータイの中につくるぞ。