新しい屋号はGIZIN(ギジン)です

個人事業主をはじめて、まもなく1年になります。

3月には無事に確定申告も終わりました。

マジメにがんばって働いたので、おかげさまで1ヶ月暮らせるくらいの税金を収めることになりました。。。

 

さて、この4月からは、屋号をあらためます。

新しい屋号は、GIZIN(ギジン)です。

モノのインターネットの、企画提案業を始めます。

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さっそく名刺をつくってみたんですが、雰囲気がまるで夜のオシゴトですね。。。

 

やってることは新しいことなので、これからどんな形が生まれるのか、考えてるとワクワクします!

IoTやBLEの分野で、企画のお手伝いが必要でしたら、ご相談いただけましたら幸いですm(_ _)m

 

最近の活動の記事

3月5日、BeaconNightでお話した模様がニュースサイトの記事になっていました。
Beaconを活かした楽しいアプリのデモを3本ご紹介しました。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140307/542085/?top_tl1

 

こちらは、大雪の2月15日、16日に参加した会津でのBeaconハッカソンの模様です。

http://blog.hack4.jp/2014/03/hack-for-town-in-aizu.html?fb_action_ids=698885226841359&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B668947806477546%5D&action_type_map=%5B%22og.likes%22%5D&action_ref_map=%5B%5D

 

モノをネットにつなぐことで、ギジン化する

ずっとキャラクターをやりたい、という思いがあった。自分が立ちあげた会社が倒産したその失敗を取り戻したいという思いや、自社で育てたキャラクター(moo)への愛着もあった。当時掲げていた会社の成長計画をいま振り返ると、その通りに成功している企業(Rovio)があるので、自分のビジョンは間違っていなかったことを証明したいという意地もあった。また、何もない状態で起業するよりは、何か商品を持っている状態の方が軌道に乗せやすいのではという計算もあった。moo.co.jpという美しいドメインを取得できたことも拍車をかけた。

最初はキャラクターを売るためにサービス開発することしか考えていなかった。まず頭にあったのは、ただキャラクター事業を始めても仕方がないということ。大手には出来ない差別化。ネット出身のキャラなのだから、何か他には出来ない始め方はないだろうか?そんなことを考えていた時、IoTというキーワードに出会った。モノをネットにつなげることで、世界を変える考え方だ。これこそ、キャラクターを売るための新しいアプローチ。キャラクターをネットにつなげよう。これで、方針が定まったかに思えた。

それからアイディアを考えて、BLEやBeaconの技術の勉強をして、iPhoneアプリのデモを開発できるようになったことで、真っ暗闇のなかで何がわからないのかがわからない状態は、脱した。わからないことは何を勉強したらわかるようになるか理解したし、あるいは誰に聞けばわかるのかを理解した。

これでmooを商品化できる。まだそう考えていた。しかしこれから挑戦しようとしている市場は、あまりに大きすぎた。次から次へとアイディアが浮かぶ。どれもこれも可能性がありそうだ。そうして出て来たアイディアを並べてみると、mooを売るためだけに考えていることが、とても小さなことのように思えた。自分がmooのためにしようとしていることは、mooではない何かを売っている人にとっても有益なのではないか?そう考えるに至った。

また、特許をとれそうにないことも大きい。Beaconの基幹技術は他社のもの。新しい技術を開発する余地もなさそうだ。であれば、ベンチャー企業が勝つにはどうしたらいいか?早期に参入して、早期に市場を広げるしかない。こうなると重要なのはスピード感。自分あるいは自社だけで閉鎖的に開発すると失うものが多い。アイディアから共有して協力者や支援者を集め、早く拡大していくことが肝心に思えた。

そうなると、自分がやる意味、意義のような、大きな指針が必要に思える。他者を巻き込むには、中心となる人物のパーソナリティが大事。その個性が、企業にとっても事業にとっても、不可欠であると言えるものでないといけない。技術は他社のものなのだから技術ではない。成功のために最も重要であるのは情熱であることに疑いはないけれども、その裏付けとなる物語。物語が必要だ。それは何だろう。

なぜ自分は、キャラクターをやりたいと思っていたのだろう。今まで自分は、何を大事にして、何をしてきただろう。

そういえば昔、マンガを描いていた。けっこう真面目にやっていた。賞もとったし、何度も出版社の担当編集者に持ち込んでいた。マンガは、何も書かれていない真っ白な紙に、キャラクターを描き出す。命のないモノに、命を与える作業。このことを何て言ったっけ?そうだ、擬人化だ。子供の頃、藤子不二雄のマンガ大学という本で読んだことがある。キャラクターに、どのように命を与えて、活き活きとさせるか。弱点は何か?口癖は何か?キャラクターの細かい設定をあれこれ考えていた。

15年前、モバイル業界に入って最初に手がけたサービスでも、WEBマスターをキャラクター設定して、サービスのメンバーとトークしていた。作業をするのは自分なのに、自分ではないようなキャラクターが会話をしているかのように擬人化していた。モバイルウォーズでもそれ以外のサービスでもずっと、同じことをやってきた。今までずっと、擬人化をやっていた気がする。

モノがネットにつながると、そのモノはどうなるだろう?きっと、今より活き活きとするに違いない。今だってスマホのアプリがアップデートするだけで、次はどうなるんだろ?というワクワク、活き活きした感じがあるのだから。こういう感覚がこれからは、全てのモノに感じられるようになってくる。モノにもっと愛着がわいてくるだろう。モノのインターネットの捉え方はさまざまあるだろうけど、ここに焦点を定めようと思う。

モノをネットにつなぐことで、ギジン化する。

元マンガ家が、モノをネットにつなげて、擬人化する。いかにもマンガ家らしい発想。わかりやすくて、悪くない。ギジン化することで、モノがまるで自分の意思をもって生きているかのように活き活きと、親しみのわく感じにしていこうと思う。